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御嶽海が歴代2位の15場所連続三役 大関昇進の可能性は?

2019 7/7 07:00柴田雅人
御嶽海は今場所で歴代2位の15場所連続三役在位となったⒸYuka Tokano/Shutterstock.com
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ⒸYuka Tokano/Shutterstock.com

2年あまり続く安定感

7日に初日を迎える大相撲名古屋場所(愛知・ドルフィンズアリーナ)に向け、先月24日に発表された新番付。大関に復帰した栃ノ心、共に新三役、新小結を掴んだ阿炎、竜電といった面々の名前が目立つ一方で、三役連続在位記録を歴代単独2位まで伸ばしたのが東関脇の御嶽海だ。

今から約3年前の2016年九州場所で、初めて新三役に昇進。翌場所に平幕に戻るも翌々場所にすぐ三役の座を取り戻した長野県出身の26歳は、そこから現在に至るまで小結、もしくは関脇に在位し続けている。

西小結で迎えた今年初場所では、6日目妙義龍戦で左ひざを痛め翌7日目から休場。長らく続いた記録に終止符が打たれると誰もが思ったが、11日目の再出場から勝ち越しに成功したことにより三役の座を死守してもいる。

魁皇(元大関)、琴光喜(元大関)、豪栄道といった新旧大関陣と並ぶ2位タイ(14場所)に位置していた御嶽海は、今場所の番付発表により15場所連続で三役に在位。このままの流れでいけば、歴代1位の記録である若の里(元関脇)の19場所を来年中に更新することになる。

今回の詳細を伝える報道をみると、良くも悪くも安定感を発揮している御嶽海は「この1年間はあまり変化を感じられていない」と悔しさの滲むコメントを出している。ただ、三役での成績が大きく関わる大関昇進という点で言うと、その安定感が昇進を後押しするポジティブな材料であることもまた確かだ。

昨年名古屋場所で優勝を飾った際に「次の大関」として期待をかけられ、翌秋場所には実際に大関とりのチャンスが巡っている御嶽海。惜しくもその座は年下の貴景勝に譲ったが、この安定感にあと少しの上積みがあれば、大関とりのチャンスがそう遠くない未来に再びやって来ることは全く持って想像に難くない。

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