「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

バレーボール新生「SVリーグ」11日開幕、サントリー髙橋藍「いいものを見せたい」

2024 10/1 06:00SPAIA編集部
会見に出席した選手たち,ⒸSV.LEAGUE
このエントリーをはてなブックマークに追加

ⒸSV.LEAGUE

世界最高峰リーグ目指し男子10チーム、女子14チーム参加

バレーボール「SVリーグ」の開幕記者会見が9月30日、東京都内で行われ、各チームから選手24人が出席した。

SVリーグは昨季まで行われたVリーグを発展させた新リーグで1部がSVリーグ、2部がVリーグとなり、SVリーグには男子10チーム、女子14チームが参加。ホームアンドアウェー方式で計44試合を行う。

会見の冒頭で大河正明チェアマンは「SVリーグは2030年までに世界最高峰のリーグへ成長することを目指し新たなスタート切りました。皆様にバレーボールの魅力、SVリーグの魅力を存分に楽しんでいただくべく、関係者一同全力で準備を進めております。ぜひ、ご期待ください」と挨拶した。

開幕カードは男子が10月11日のサントリーサンバーズ大阪vs大阪ブルテオン(東京体育館)、女子が翌12日のNECレッドロケッツ川崎vs埼玉上尾メディックス(川崎市とどろきアリーナ)。イタリア・セリエAのモンツァからサントリーサンバーズ大阪に移籍した髙橋藍は「SVリーグを盛り上げられるように、いいものを見せられるように頑張ります」と意気込んだ。

一方、パリオリンピックでは髙橋とチームメイトとしてプレーした大阪ブルテオンの山内晶大は「新しいリーグの幕開けに相応しいゲームになるように、バレーボールの魅力を伝えられるように頑張ります」と意欲満々。同じく大阪ブルテオンの西田有志も「SVリーグを盛り上げるきっかけになるようにお互い勝ちにこだわる」と闘志を燃やした。

チャンピオンシップ日程と会場

上位6チームによってSVリーグ初代王者を決めるチャンピオンシップの日程と会場も発表された。2戦先勝方式で、1勝1敗となった場合は3試合目で勝者を決定する。

■女子
GAME1:2025年5月2日(金) 有明アリーナ(東京都江東区)
GAME2:2025年5月3日(土) 有明アリーナ(東京都江東区)
GAME3:2025年5月4日(日) 有明アリーナ(東京都江東区)

■男子
GAME1:2025年5月3日(土) 有明アリーナ(東京都江東区)
GAME2:2025年5月5日(月・祝) LaLa arena TOKYO-BAY(千葉県船橋市)
GAME3:2025年5月6日(火・祝) LaLa arena TOKYO-BAY(千葉県船橋市)
※試合開始時刻はいずれも調整中

公式アンセムは坂東祐大氏、キービジュアルは古舘春一氏

SVリーグ公式アンセムは、坂東祐大氏が書き下ろした楽曲「Stories」に決定。坂東氏はほかにも音楽による演出を手掛けるという。「Stories」などの楽曲は10月11日の開幕戦会場にてお披露目される。

坂東祐大氏はオーケストラ、室内楽から立体音響を駆使したサウンドデザイン、シアター・パフォーマンスなど幅広い創作活動を行う作曲家。東京藝術大学附属音楽高校を経て、東京藝術大学作曲科を首席で卒業。第25回芥川作曲賞受賞(2015年)、長谷川良夫賞(2012年)、アカンサス音楽賞(2013年)受賞、第83回日本音楽コンクール入賞。作品は国内外で多数演奏されている。

さらに開幕期キービジュアルは、集英社『ハイキュー!!』(著者・古舘春一)とのコラボによる制作が決定。新たなリーグを盛り上げるべく、古舘春一氏が新たなイラストを描き下ろした。リーグ公式サイトやSNS、各種ガイドブックなどで利用される予定。

【関連記事】
歴代オリンピックのバレーボール男子日本代表監督と成績、優勝国、パリは無念の7位
歴代オリンピックのバレーボール女子日本代表監督と成績 メダルも予選落ちも味わった盛衰史
バレーボール男子日本はカナダ、トルコ、リビアと同組 2025年9月の世界選手権の組み合わせ決定