早稲田大を33-15で下し13回目の優勝
第61回全国大学ラグビーフットボール選手権大会決勝が13日、秩父宮ラグビー場で行われ、帝京大が33-15で早稲田大を下して4年連続13回目の優勝を果たした。
帝京大は前半5分に森山飛翔、12分に青木恵斗がトライを決めて14-0と優位に試合を進めた。その後、早稲田大の反撃を許して12点を失い、後半2分に14-15と一度は逆転されたものの、同5分に本橋拓馬のトライで逆転。その後も攻撃の手を緩めず、計5トライを奪って早稲田大をねじ伏せた。
2024年11月3日の対戦では早稲田大に17-48で敗れ、34連勝でストップ。対抗戦Aグループでは6勝1敗の2位となり、リベンジを誓ってこの日の頂上決戦に臨んだ。
試合後のインタビューでは相馬朋和監督も、青木恵斗主将も瞳を潤ませながら喜びを口にした。4年生が入学してから負け知らずだった常勝チームにとって、初めての屈辱を乗り越えた末の4連覇。澄み切った秩父宮の青空に赤いジャージーが最高に映えた。
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