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全国高校男子駅伝の歴代優勝校と優勝回数ランキング 大迫傑も激走した「都大路」

2024 12/22 16:37SPAIA編集部
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佐久長聖が2年連続4回目の優勝

第75回全国高校男子駅伝が12月22日、たけびしスタジアム京都(西京極総合運動公園陸上競技場)を発着点とする7区間・42.195キロのたけびしスタジアム京都付設駅伝コースで行われ、佐久長聖(長野)が2時間1分33秒で2年連続4回目の優勝を果たした。

激しく優勝を争った大牟田(福岡)が2位、仙台育英(宮城)が3位、前半トップを走っていた八千代松陰(千葉)は4位、学法石川(福島)が5位に入った。

後に箱根駅伝やオリンピックに出場するランナーも輩出している「都大路」。歴代優勝校は下の通りとなっている。

全国高校男子駅伝の歴代優勝校

最多優勝は世羅の11回、大迫傑は佐久長聖の初優勝に貢献

1950年の第1回大会から2連覇した世羅(広島)は歴代最多11回の優勝を誇る名門だ。直近では2020、21年にも連覇を果たしている。

世羅に続く8回の優勝を誇るのが兵庫の名門・西脇工。1994年から2連覇、1年おいて1997年から2連覇し、1996年の報徳学園を含めて兵庫県勢で5連覇したこともある。ただ、2002年を最後に優勝から遠ざかっており、復活が待たれる。

西脇工と並んで仙台育英(宮城)も8回優勝。2003年から3連覇し、直近では2019年にも優勝した。

1978年までに7回優勝したのが小林(宮崎)。続く報徳学園は1983年からの3連覇を含め、1980年代から90年代だけで6回の優勝を果たした。さらに大牟田(福岡)が5回優勝で続いている。

優勝はしていないが、1970年に佐伯豊南(大分)の宗茂、宗猛兄弟や、1972~74年に四日市工(三重)の瀬古利彦らも激走。マラソンの元日本記録保持者・大迫傑は2008年に佐久長聖(長野)のアンカーとして初優勝に貢献している。

今回の出場選手から未来のオリンピアンは誕生するか。今後の成長を楽しみに待ちたい。

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