8大会連続のW杯出場へ好発進
サッカー日本代表・SAMURAI BLUEは11日、敵地で行われた『FIFAワールドカップ26 アジア最終予選(3次予選)』バーレーン戦に5-0で勝利。5日に行われた初戦・中国戦(7-0)に続く大勝でグループ唯一の2連勝という好スタートを切った。
2026年にアメリカ・カナダ・メキシコの3カ国で共同開催されるW杯出場をかけた戦い。史上初48チーム参加のW杯とあって、アジアの出場枠も例年より多い「8.5」に拡大されている。今回のアジア最終予選は3つのグループに分かれ、各グループ上位2チームがW杯の出場権を手にする。
日本代表はグループCに振り分けられ、すでに対戦した中国とバーレーンのほかオーストラリア、サウジアラビア、インドネシアと同組に入った。第2節を終えて2連勝(勝ち点6)は日本が唯一で、以下1勝1分(勝ち点4)のサウジアラビア、1勝1敗(勝ち点3)のバーレーン、2分(勝ち点2)のインドネシアと続き、オーストラリアは1分1敗(勝ち点1)、唯一の2連敗(勝ち点0)となった中国が最下位となっている。
2連勝もさることながら、2試合で得点12・失点0と内容も非の打ち所がない。初戦から6人で7得点を奪うなど多くの選手の活躍が目立ったが、バーレーン戦でも初戦で得点がなかった3名で計5得点を挙げ、2試合で9人が得点を記録しているというのは特筆すべきポイントだろう。
この後は10月と11月に2連戦が控えており、10月11日(金)は敵地でサウジアラビアと、10月15日(火)はホームでオーストラリアと戦うことが決まっている。2025年6月まで続く長い道のりだが、勢いのままに序盤で貯金を作っていくことができるか。来月以降の戦いも楽しみだ。