「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

阪神3連勝なら首位浮上の3戦目、前回プロ初勝利の巨人・石川達也とプロ初勝利を狙う阪神・門別啓人が左腕対決

2025 4/6 11:00SPAIA編集部
巨人・石川達也と阪神・門別啓人のインフォグラフィック
このエントリーをはてなブックマークに追加

ⒸSPAIA

移籍後初登板でプロ初勝利の石川

巨人・石川達也と阪神・門別啓人のインフォグラフィック


阪神の2連勝で迎える「伝統の一戦」第3戦(東京ドーム)。巨人は26歳左腕の石川達也が先発する。

昨オフにDeNAを戦力外となって巨人入り。移籍後初登板となった3月30日のヤクルト戦(東京ドーム)に先発し、5回3安打無失点でプロ初勝利を挙げた。

同じ腕の振りで投げ込む平均142.6キロのストレートと116.4キロのチェンジアップは約26キロのスピード差。緩急自在の投球にカットボールやシンカーも交え、的を絞らせない投球が真骨頂だ。

阪神戦はDeNA時代の昨年4月23日(横浜)に登板し、1.1回無安打無失点に抑えてホールドを記録している。5日に3号、4号とソロ2発を放った佐藤輝明や4番を任されている森下翔太ら好調な打者にも怖気づくことなく腕を振りたい。

開幕3連勝で抜け出すかと思われた巨人も気付けば2位・阪神と0.5差。今日敗れれば首位が入れ替わる。石川がチームを救う救世主となるか注目だ。

昨年巨人戦は3回6失点KOの門別

一方の阪神は門別啓人が先発する。東海大札幌高から2022年ドラフト2位で入団して3年目の20歳だ。

開幕ローテーション入りした今季は3月30日の広島戦(マツダスタジアム)に先発し、4.1回8安打2失点で敗戦投手。中6日のマウンドで再度プロ初勝利を狙う。

左腕から投げ込む平均143.2キロのストレートとキレのいいスライダー、落差のあるフォークが武器。昨季の巨人戦は3月30日(東京ドーム)が中継ぎで1回無失点だったが、5月3日(東京ドーム)は先発で3回6安打6失点と打ち込まれた。昨年、被弾した岡本和真は5日にも2号2ランを放っており、細心の注意を払いたい。

巨人戦2連勝で2位タイに浮上した阪神。3連勝で一気に首位奪取となるか。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
ヤクルト・奥川恭伸-中日・H.メヒア(神宮)
広島・森翔平-DeNA・平良拳太郎(マツダスタジアム)

【パ・リーグ】
日本ハム・D.バーヘイゲン-オリックス・髙島泰都(エスコンフィールド)
ロッテ・A.ボス-楽天・古謝樹(ZOZOマリン)
ソフトバンク・上沢直之-西武・渡邉勇太朗(みずほPayPay)

【関連リンク】
プロ野球AI勝敗予想
巨人・石川達也がプロ初勝利を挙げた要因、同じ腕の振りで投げ込む26キロ差の直球とチェンジアップ
カブス打線をパーフェクトに抑えた阪神の20歳左腕・門別啓人、開幕ローテどころか新人王候補の声も