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高校球児に伝えたい 甲子園を沸かせた江川卓が大学時代に放ったひと言

2019 8/17 06:00本松俊之
Ⓒイメージ画像David Lee/Shutterstock.com
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波紋を呼んだ張本氏の発言

NPBだけでなくMLBも熱視線を送り、注目されてきた屈指の好投手の登板回避。これに対し、TBS系列の「サンデーモーニング」で張本勲氏が「最近のスポーツでいちばん残念なこと」「壊れても当然。ケガをするのはスポーツ選手の宿命」などと主張したため、波紋を呼んだ。この意見に好意的な声も寄せられていたようだが、シカゴ・カブスのダルビッシュ有は反論。

かつて、投手が甲子園で自らの体を酷使し、投げきることに称賛の声が寄せられたのは確かだ。しかしその裏側で、松商学園のエースだった上田佳範(元日本ハム)は肩の故障でプロ入り後に打者転向となり、沖縄水産高校のエースだった大野倫(元巨人、ダイエー)は右肘の疲労骨折により投手を断念しているのも事実。

日本高等学校野球連盟(高野連)は95年12月、甲子園大会での強度の炎症を抱えた投手の出場禁止規定を設定したが、投球数の制限には未だ及び腰のように見える。一方、 MLBは投手の投げ過ぎによる故障の急増を減少させるため、90年後半から投球数や登板間隔について対策を強化していった。

この彼我の差は、選手のコンディションに対する考え方の違いだけではなく、日本人特有のスポーツに対する「意識」が影響しているとも考えられる。

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