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2021年夏の甲子園を制するのは?高校野球組み合わせトーナメント表と日程

2021 8/3 18:10SPAIA編集部
阪神甲子園球場Ⓒbeeboys/Shutterstock.com
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大阪桐蔭と東海大菅生がいきなり激突

9日に開幕する第103回全国高等学校野球選手権大会の組み合わせ抽選会が3日、オンラインで行われた。

開幕試合は日大山形と米子東が対戦。第2日第1試合では智弁学園と倉敷商、第2試合では広島新庄と横浜という甲子園で馴染みのある高校同士のカードとなった。

今大会注目の好投手・風間球打を擁する明桜は第3日第1試合で帯広農と対戦。第2試合では県岐阜商と明徳義塾の名門対決、第3試合では今春センバツの開幕戦でも対戦した神戸国際大付と北海の再戦が決まった(センバツでは神戸国際大付がサヨナラ勝ち)。

第4日第2試合では専大松戸と今春センバツ準優勝の明豊が激突。第4試合では初出場の鹿島学園が盛岡大付と対戦する。

第5日第1試合では大阪桐蔭と東海大菅生の東西対決。ともに優勝候補に挙げられており、1回戦屈指の好カードと言えそうだ。

大阪桐蔭・池田陵真主将は「(東海大菅生は)投打ともにレベルの高いチームなんで負けないようにいい準備をしていきたい。春は1回戦で負けたので必ず初戦を勝って日本一を取りにいきたい」と力強い抱負。今春センバツ8強の東海大菅生・榮塁唯主将も「自分たちの野球で勝ちにこだわってやっていく。センバツでは悔しい思いしたので夏は日本一を目指して戦っていく」と全国制覇を目標に掲げた。

選手宣誓は小松大谷・木下仁緒主将

第5日第3試合から2回戦。1992年に全国制覇した西日本短大付は二松学舎大付との対戦が決まった。

第6日第1試合では25回目出場の智弁和歌山と宮崎商、第2試合では10大会連続出場の作新学院が21回目出場の高松商と戦う。49校のしんがりに登場する浦和学院は第7日第2試合で、日大山形と米子東の勝者と対戦する。

選手宣誓は小松大谷・木下仁緒主将に決定。「ビックリした。やらないといけないという気持ち。国語の先生と考えて勇気を与えるような宣誓をしたい」と意気込んだ。

今大会は休養日が3回戦2日目翌日、準々決勝翌日、準決勝翌日に設けられており、計17日間の日程。順調に日程を消化できれば25日に決勝が行われる。

高校野球トーナメント表


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