8年ぶり2度目の優勝に王手
男子サッカー・U-23日本代表は日本時間30日、カタールで行われている『AFC U23アジアカップ カタール2024』の準決勝・イラク戦に2-0で勝利。この結果、今大会の3位以上が確定したため、8大会連続となる五輪出場が決まった。
開催国・カタールとの死闘を制し、ベスト4まで駒を進めた若きサムライ。この日は28分に細谷真大の2試合連続ゴールで幸先良く先制に成功すると、42分には華麗な崩しから荒木遼太郎がネットを揺らしてリードを広げた。
後半に入ると2点が必要な相手の猛攻にヒヤリとさせられるシーンはあったものの、GK小久保玲央ブライアンを中心とした冷静な守備でゴールを死守。2-0のまま逃げ切り、この瞬間にパリ五輪への出場が決定した。
それでも選手たちからは「最低限」という言葉も出たように、ここで足を止めるつもりはない。次なる目標は8年ぶり2度目の優勝だ。
今大会が第6回目となる歴史の浅い『AFC U23アジアカップ』において、過去に複数回優勝したチームはない。史上初となる“2度目の優勝”を糧に、勢いに乗ってパリに向かうことができるか。決勝戦は日本時間5月4日(土)、U-23ウズベキスタン代表と対戦する。