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【AI菊花賞予想】大幅距離延長はお手の物 コントレイルより狙ってみたい馬とは?

2020 10/25 06:00SPAIA編集部
2020年AI菊花賞インフォグラフィックⒸSPAIA
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ⒸSPAIA

配当妙味も踏まえた本命

10月25日に京都競馬場で行われるのは菊花賞。なんといっても2週連続の“三冠馬”誕生なるか、という期待がコントレイルに一身に注がれるレースだが、AIはこのレースをどう予想したのだろうか。

本命はそのコントレイルではなく、アリストテレスになった。夏場に2連勝で駒を進め、抽選突破で滑り込んだ典型的な「上がり馬」。過去10年、前走で芝2200mの2勝クラスを勝ってきた馬は【0-0-2-2】と有力な穴候補になる。

父は菊花賞馬エピファネイア。同馬の仔は「引っかかるのに距離がもつ」という父そっくりな馬が多い。距離延長時の成績がよく、とりわけ芝のレースで500m以上の延長時は単回収率878%、複回収率162%を誇る。1.0~1.1の単勝オッズが予想されるコントレイルよりは、こちらに妙味ありと判断した模様。

対抗はコントレイル。もはや説明不要だろうが、ここまで6戦無敗のGⅠ・3勝馬。前走の神戸新聞杯も馬なりで好位からあっさり抜け出す、横綱相撲での完勝。ケチを付けるとすれば、全くもってオッズがつかないことだけだろう。

3番手にはガロアクリーク。皐月賞3着の実績馬ながら、今回はキンシャサノキセキ産駒という点で嫌われそう。だが、イメージに反して同馬の産駒は芝2500m以上を18戦して3着以内が5回。即消しというほど悪くもない。

以下、マンオブスピリットとヴェルトライゼンデに印を回し、セントライト記念勝ち馬のバビットは無印。「ストップ三冠」の旗手に上がり馬を指名した強気の予想は的中なるだろうか。

AI予想エンジンKAIBA
◎アリストテレス
○コントレイル
▲ガロアクリーク
△マンオブスピリット
×ヴェルトライゼンデ

《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想をする。 これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。


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