注目レースはスプリングS
先週行われた注目のレースといえば、皐月賞の前哨戦であるスプリングS。過去10年で、1番人気の複勝率が90%とかなりの確率で馬券圏内に来ているが、このデータは果たして今年も通用したのか?前回惨敗したSPAIA予想陣の結果は?ファルコンS、フラワーカップ、阪神大賞典とともに振り返って行く。
先週行われた注目のレースといえば、皐月賞の前哨戦であるスプリングS。過去10年で、1番人気の複勝率が90%とかなりの確率で馬券圏内に来ているが、このデータは果たして今年も通用したのか?前回惨敗したSPAIA予想陣の結果は?ファルコンS、フラワーカップ、阪神大賞典とともに振り返って行く。
まずは、3月16日に行われたファルコンSはハッピーアワーが直線一気の末脚を見せて完勝した。2着のグルーヴィットはうまく運んだが、結果的に勝ち馬の決め手に屈した感がある。3着は後ろが有利な展開の中、前でしぶとく粘ったローゼンクリーガーが入った。 予想は「上がり最速を出す馬」、「前走GⅢ組が好成績」を狙ったのが功を奏した。
フラワーカップはスッとハナを切ったコントラチェックがそのまま逃げ切った。少しペースが速くてどうかと思ったが、すんなりハナを切れたし、自分のリズムで走れたのがよかった。GⅠでも楽にハナに立てれば面白い存在となりそう。エールヴォアは2着に入ったが、流れに乗り切れていなかったし、最後で足を余していたのを見ると、もっと距離があってもいいかもしれない。3着のランブリングアレーはうまく乗った感があり、一線級相手に勝ち負けするには、もう少し力を付ける必要がありそう。
こちらも予想は当たり。馬場、展開ともコントラチェックにぴったりのレースと予想したのがよかった。
3月17日に行われた阪神大賞典は、サイモンラムセスとロードヴァンドールがハナを譲らず厳しい流れになった。前半が59.3。一度はロードヴァンドールがハナを譲ったが、2角で再び奪い返す。ただ、結局この策がよかったのか、3着に粘り込んだ。流れが向いたのがシャケトラ。自分のリズムで運べ、最後は力強く抜け出した。
カフジプリンスは勝ち馬が動いたタイミングで必死に付いて行くが、2着が精いっぱい。
予想で本命に挙げたリッジマンは伸び切れず6着に敗れている。
スプリングSは1角まで何がハナを切るか分からずごった返した。ペースが速くなるかと思ったが、逃げたクリノガウディーがうまくペースを落として、前に有利な展開となった。結局、1角までのごった返した展開をうまくしのいで、好位で足をためたエメラルファイトが1着。2着のファンタジストは外から懸命に追い込んで来るが、勝ち馬とは4角で通った所の差が出てしまった。ただ、距離をこなせたのは収穫。3着はディキシーナイトが流れ込んだ。
予想は1番人気の複勝率がよかったので、1番人気のファンタジストから流したが、勝ち馬がなかった。エメラルファイトはデータ的に悪いところはなく、結果的に押さえておかなければならなかった。